上野・寛永寺(天璋院篤姫の眠るお寺)

〜上野・寛永寺にて天璋院篤姫を偲びませんか〜

徳川家霊廟
 江戸幕府初代将軍徳川家康の霊廟と言えば日光東照宮。3代将軍家光の霊廟と言えば同じく日光輪王寺。

 残りの13人の将軍は、2代秀忠、6代家宣、7代家継、9代家重、12代家慶、14代家茂は芝・増上寺に、4代家綱、5代綱吉、8代吉宗、10代家治、11代家斉、13代家定は上野・寛永寺に眠る(15代慶喜は寛永寺飛地の谷中霊園に眠る)。
 それぞれの将軍の霊廟は家康や家光には及ばないものの、七代将軍の時代までは単独の霊廟が存在していた。その後、八代将軍吉宗は享保5年(1720)御霊屋建立禁止令を発行し、新たに霊廟が造営されることは無くなった。

 4代家綱(厳有院)の霊廟と5代綱吉(常憲院)の霊廟は寛永寺にあり、旧国宝に指定されていた貴重な歴史的建造物であったが、昭和20年(1945年)の空襲で大部分を焼失。かろうじて焼け残った以下の建造物が重要文化財に指定されている。

 ・厳有院霊廟勅額門、同水盤舎、同奥院唐門、同奥院宝塔
 ・常憲院霊廟勅額門、同水盤舎、同奥院唐門、同奥院宝塔


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(C)上野・寛永寺(天璋院篤姫の眠るお寺)